芭蕉句碑 佐夜鹿 掛川市 静岡県
馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり
(松尾芭蕉・野ざらし紀行)
早立ちの馬上で馬ともども目覚めが悪く残りの夢を見るようにとぼとぼと歩いている。有明の月は遠く山の端にかかり日坂の里から朝茶の用意の煙りが細く上がっている。