元治元年10月水戸藩士武田耕雲斎の党は尊攘の大義を唱え西上の途次越前に入り12月敦賀郡新保宿にて大雪に遭い幕府の軍門に降れり。翌年2月幕府は耕雲斎以下353名斬首せり。今此の墓地は当時の刑場にして遺骸を埋めて土盛り方12間高さ8尺、西面して15基の墓が建てられた。昭和9年12月28日文部省より著名なる人物の墓として256坪の地域を史跡に指定され現状の変更樹木の伐採はできない様保護されている。 敦賀水戸烈士遺徳顕彰会
武田耕雲斎等墓 松島町2丁目 敦賀市 福井県