芭蕉翁鐘塚(金前寺) 金ヶ崎町 敦賀市 福井県
月いつこ 鐘は沈める うみのそこ  はせを  
この句は、元禄2年8月15日の雨月に翁南北朝時代(1336)金ヶ崎落城の悲劇にまつわる陣鐘の事を聞き詠んだものである。 この塚は翁の没後68年に白崎琴路らが建立し、その翌年より墨直しの行事が行われ、古例となった。