原町苦竹の道しるべ石 原町3丁目 仙台市

嘉永6年(1853)に建てられた市内随一の堂々たる道しるべ石である。ここは藩政期の要路であった塩釜街道の起点となったところで、原町は、仙台城下東端の宿場として明治に至る3百年の間繁昌した。 「西 御城下」 「南 長町宮城野以てふ道」 「北 塩可満松嶋」 「東 八幡八満ん七者満」 とあり、仙台城下入口の石標として街道の名物であったという。 「八幡八満ん」は現在の多賀城市八幡  「七者満(しちはま)」は現在の七ヶ浜     平成15年10月    仙台市教育委員会