旧中山道 大篠原 野洲市 滋賀県
中山道は江戸時代よリ日本五街道の一つとして、重要な役割を果たした。昭和十年頃まで国道としての役割を果たしていた。ここから数百mの家並みを通る道路は、古い中山道の面影を留めている。 古代に造られた日本の幹線道路、東山道には、篠原に駅家が置かれ、十五頭の馬が配備され、篠原駅として宿場と共に栄えていた。東山道の位置は現在より南方の岩蔵村、弥勒寺村、山合村などのあった光善寺川沿いを通っていたと考えられている。鎌倉時代頃から現在の旧中山道付近を通るようになり、篠原宿は衰え、宿場は鏡の方に移っていった。野洲市大篠原自治会  大篠原郷土史会