彦根道(朝鮮人街道) 鳥居本町  彦根市 滋賀県
鳥居本宿の最南の百々村は、室町時代には百々氏の居館があり、江戸時代の記録では、百々氏の祖、百々盛通の菩提寺、百々山本照寺が建立されていました。中山道と彦根道(朝鮮人街道)との分岐点に建つ「右 彦根道」「左 中山道 京いせ道」と刻まれた道標は文政10年(1827)に建立されたもので、彦根道は二代彦根藩主井伊直孝の時代に中山道と城下町を結ぶ脇街道として整備されました。