高札場(札の辻)跡 柏原 米原市 滋賀県
高札場とは、幕府のお触書を板札にして、高く掲げた場所を云う。 高札は江戸中期以降幕末まで、正徳大高札六枚・明和高札一枚・その時の両隣宿迄の運賃添高札一枚、計八枚が懸かっていた。 高札場は、道沿いの長さ4.86m、高さ0.91mの石垣を築き、その上に高さ3.33mの高札懸けの建物があった。なお柏原宿には、出町(小字)長沢にも小さい高札場があった。