米原湊跡 米原 米原市 滋賀県
米原湊は、ここ米原駅付近にありました。 慶長8年(1603)、北村源十郎が琵琶湖と入江内湖を結び、堀を開削して湊を開きました。美濃方面の物資や人を大津湊へ運ぶ中継、また京・大阪と北陸を結ぶ湖上交通の中継の湊で、宿場としても栄えました。 天保14年(1843)には丸子船30、押切早船7、ひらた船15と米原湊で開発された車早船(上の模型)があり、明治始めには蒸気船も運航していましたが、鉄道の開通によりその役目を終えました。