吉田松陰腰掛の岩 大野 廿日市市 広島県
「親思う 心に勝る親心 今日のおとずれ 何と聞くらむ」
の1首を残して江戸に護送される途中、吉田松陰は西国街道で当時最も難所とされた、八坂峠のこの岩に腰を掛けて、遥か故郷の島である大島を望みながら父母の恩愛に感激をし、「この場こそ 三県一望の地である。」と、故郷にも別れを告げた場所であると言われている。