石畳道(四十八坂) 丸石4丁目/宮浜温泉3丁目 廿日市市 広島県
古代山陽道は、四十八坂と呼ばれるこの付近の山裾を通り、鳴川を通過して大竹市に続いています。山中の一部は雑木等が茂り、道の不明なところもあります。また、呉・岩国道路や団地の造成等のため、分断されたところもあります。この奥には、地図に示すように、往時の旅人がわらじで踏み歩んだであろう「石橋」や「石畳」があります。また、この坂道を西にいった見晴らしの良い所に、室町時代の将軍足利義満から九州探題に任じられた今川貞世(了俊)が、九州に赴く途中に詠んだ歌を刻んだ歌碑があります。