上安井復元古墳 海田市 海田町 安芸郡 広島県
上安井古墳は、一般国道二号(東広島バイパス)改装事業に伴い、平成11年に新たに発見された古墳で、ここから東南に見える洞所山から北西にのびる尾根を利用して、標高80mの地占に築かれていました。当時はこの付近まで海が入りこんでおり、集落や田、海を間近にひかえた立地であったと思われます。 平成12年に行われた発掘調査の結果、この古墳は13.5mx15mの円墳で、墳丘頂部の中央に中心となる竪穴式石室が1基、その西側に土壙墓が1基、墳丘の北西斜面に土壙墓が2基、計4基の埋葬施設が確認されました。 以下略