旧出雲街道 十四日元町 尾道市 広島県
出雲大社道 本堂37里 近道33里
尾道は古くから海陸交通の要衝として栄えてきた。この道標は旧出雲街道に立っていたもので、かっては車馬絡え駅として石見(島根県)大森銀山の銀を運んだシルバーロードの繁昌を物語るものである。この道標の前からいづも往来を北へ辿ると先づ美郷の三成、ついで木の庄の市原と畑の一里塚を経て道は市村(現御調町)に入る。この街道の道幅は7尺(約2.12m)のきまりであった。  平成2年9月24日 クラブ尾道創立35周年記念事業