国分寺南門跡・五重塔 上林 総社市 岡山県
備中国分寺の正門にあたるこの門跡には、三個の礎石が現存しています。そのほかの礎石は抜き取られていますが、礎石の下部に詰められていた根石が残っており、門の規模は間口5間、奥行き2間であったことがわかります。門の両脇には寺域の南限を画する築地土塀が東西方向へまっすぐ取りついていました。