石碑 山脇 四郷町 姫路市
左:日蓮大菩薩 題目碑
右:山脇の溺死菩提   寛延2年(1749)7月3日、姫路城下は大洪水に見舞われた。船場川周辺を中心に大きな被害を受け溺死者は408人にものぼった。この碑は溺死者の菩提をとむらうために7回忌に造立されたもので、側面には男132人・女205人・無縁71人と書かれており、洪水のすさまじさをしのぶことができる。2基の石燈籠は13回忌の宝暦11年(1761)に建てられたものである。市内には、この時の洪水にちなんだ菩提碑が法華寺(五軒邸)にも残っている。 姫路市教育委員会