街道石碑 住吉宮町4−7丁目境 東灘区 神戸市

 京都東寺□から発した西国街道は、芦屋市打出付近で浜街道とに分かれ、生田神社の南側で再び本街運につながりました。「浜街道」は一般庶民の生活道路として賑わっていたのに対し、「本街道」は西国大名の参勤交代などに使われていました。
 昭和2年に開通した国道2号は、本街道と即かず離れずで、この碑の東約400mと西約150mの北側歩道あたりが、昔の西国本街道です。
  住吉は道中昼休みの宿で、本住吉神社前に大名が休む本陣があり、休み茶屋も両側に沢山 ありましたので、現在も「茶屋」という名の区域(地区)が残っています。また、大正8年に 各市町村に設置された住吉村の道路元標(道路の起終点の基準となる標識)は、現在、 本住吉神社内に保管されています。