八戸道 三戸道」と記され、安永元年(1772)に建てられた八戸街道起点の道標です。追分石は、分岐点や交差点に建てられ、今日で言う道路標識の役割を果たすものであり、旅人の拠になっていたそうです。追分石には霊力があると信じられ、賽の神信仰(道祖神信仰)として村境を守り、疫病悪霊の侵入を防ぎ、行路の安全を保障してくれる神としても信仰されてきました。  平成13年3月  二戸市

八戸街道追分石 堀野  二戸市 岩手県