芭蕉句碑 大光寺 船岡 柴田町 宮城県
大高寺は、湖海沖珊和尚が15世紀中頃開山、一時廃絶した。これを雲州全利和尚が再興したが、その年代は不明。文政6年(1823)火災により伽藍が焼失した。柴田家の菩提寺で、寛文事件の柴田外記も祀られている。(中略) 環中道一和尚は、俳名を碓花坊也寥と称して広く知られていた。同郷の俳聖芭蕉を偲んで
名月や池をめぐりて終夜(よもすがら)
の句碑を建立したもので、記念に連吟「月夜塚集」を刊行したと伝えられています。 昭和57年3月 柴田町教育委員会