柳稲荷 柳町 福島市
信夫橋のたもとに建つ稲荷神社の由来を傍らの碑は刻んでいます。それによると、貞享年間(1684〜1688)に、荒川氾濫で町が流失寸前の時、稲荷のご神体が流されてきて人々を救ったということです。神殿は明治14年の福島大火(甚兵衛火事)により焼失し、現在のものは昭和8年に再建されたものです。かって、このあたりは福島城下町の玄関口で、近くには枡形番所が置かれていたところでもあります。  福島市