カヤは山地に自生す雌雄別株の針葉樹で、その種子は食用や油料にも使われ大変重宝がられてきましたが、材が緻密で堅いために土木用材や器具材として伐採されることが多く、大木として残っているものはきわめて少ないものです。本樹は斉藤家のシンボルとして保護を受けてきたので、叺(かます)内の大カヤと共に当地方まれにみる巨樹になったものです。
根回り 8.8m 目通り囲 4.63m 
樹高 21.2m 推定樹齢 300〜350年
以下略   昭和47年5月2日 福島市教育委員会
宮代の大カヤ 瀬上陣屋跡(斉藤家) 瀬上 福島市