御成街道跡(風景谷)  沖 八街市 千葉県
御成街道は、徳川家康が初代の佐倉城主土井利勝に命じて造らせた街道で、船橋一東金間約40km余をほぼ一直線に結んでいた。 現在は殆どが舗装され、旧道の面影を残している部分は八街市沖地区と東金市滝地区のごく一部となってしまった。 八街市内では、この後ろの山林中にわずかに昔の面影を止める地区があり、市指定文化財(史跡)に指定されている。 ここから西の四街道方面へ走る街道は御成街道を舗装したもので、陸上自衛隊下志津駐屯地で一部途切れてはいるが、船橋市まで続いている。  平成十七年四月  八街市教育委員会  八街市文化財審議会