古木椎の木 天戸町 花見川区 千葉市 千葉県


六十六部供養塔  天明7年(1787)
御成街道は、船橋御殿から東金御殿までの10里15町(約37km)、道幅3間(約5.5m)のほぼー直線の道路で、徳川家康の東金への鷹狩リ(慶長19年正月)にあたり、佐倉藩主土井利勝が沿線の村々に工事区間を分担して昼夜兼行で造らせたので、別名「一夜街道」とか「提灯街道」などと呼ばれています。ここには街道に面して、樹齢が相当経った古木”椎ノ木”の根元近くに”六十六部供養塔”天明7年(1787)が建っています。これは、巡礼(六部)行脚の供養塔で、天戸村の人々の心を伝える貴重な文化遺産です。また、ここから東金方向へ200m程行った左側の花島観音入□に建っている供養搭とともに大切にしてください。 平成4年3月  千葉県教育委員会