その昔、千数百年前、「日本武尊」が東征の折、病に倒れ鯖湖湯に湯浴して平癒した伝説があり、また明治時代には東京帝大の丹波敬三博士による鯖湖湯の湯質の分析・日本の総合病院の創始者松本良順による温泉治療の評価・真鍋嘉一郎の「ラヂュウム」の含有発見等、鯖湖湯は昔から「薬湯」の名声を遺憾なく発揮して現在に至っています。 以上の名声に合わせ、この度の新鯖湖湯の復元オープンに際し鯖湖神社(湯神様)のご本尊である「薬師如来像」を建立し、合わせてその徳を広く授からん事を祈念し、お湯かけ薬師如来の由来及びその霊験を書きしるします。以下略
わがひたる 寒水石の湯槽にも 月のさしいる飯坂の里  与謝野晶子
夕立や 人声こもる 温泉のけむり 子規
鯖湖神社 お湯かけ薬師如来 飯坂温泉 福島市