当木津区は、奈良時代には既に郷名として世に知られており、また、「古津」とも言い、江戸時代には若狭から巡礼坂を経て、蔵米や貨客を木津港から回漕する湖上交通の要所であった。この北国海道は、今川を越え北進し波布谷川に突き当たる。ここに道標(左京道、右北国道)灯篭(現在地に移設)と郷社波爾布神社社標がある。この波布谷川に沿って東に進み湖畔に出る。更に左折して湖と沼にはさまれた松並木を行き今津に至る。  平成9年3月建立 木津区
 旧西近江路碑 新旭町饗庭 高島市 滋賀県