しらひげの神の御前にわくいつみ これをむすへは人の清まる   与謝野鉄幹・晶子

大正初年参拝の二人が社前に湧き出る水(石碑左の手水)の清らかさを詠んだもので、上の句は寛(鉄幹)下の句は晶子の作である。大正7年京都延齢会が手水舎を再建、その記念として同年12月この歌碑を建立した。揮毫は寛の手であり、全国に60余りある与謝野の歌碑の中では最も古いものである。
 歌碑(白鬚神社) 鵜川 高島市 滋賀県