川口神社 金山町 川口
川口神社は、社伝によると平安時代の天慶年間、武蔵国足立郡司武芝によって、武蔵一の宮大宮の氷川神社より分祀勧請したものと伝えられています。当社はもと、氷川大明神と称し、昔から領主や民の崇敬をあつめてきました。江戸時代には、産土神として西宝山大慈院延命寺を別当寺とし、また、名主宇田川家によって社殿の再建や修造がなされました。明治42年2月26日、鋳物師の神として字塚越に祀られていた金山権現社を合祀して、「川口神社」となりました。11月19日は金山神社の祭礼で、当時「裸祭り」や「寒参り」と称して、鋳物職人たちが器量の上達を願い、裸や素足で参拝しました。