この清水は第8代佐倉城主大久保加賀守忠朝(1678〜1686)が愛飲し、江戸への往来の時に必ず立ち寄ったところから、加賀清水、または井野清水と呼ばれるようになったと伝えられる。その後、成田街道脇の林屋という茶屋がこの清水を客に振舞っていた。現在、国道296号線脇に、加賀清水道路標があり、往時の林屋の繁盛振りが偲ばれる。   昭和57年3月  佐倉市
加賀清水 井野町 佐倉市