金鑽(かなさな)神社 千代田3丁目 本庄市 埼玉県
金鑽神社の祭神は天照皇大神、素戔嗚尊、日本武尊の三神である。 社伝によると、創立は欽明天皇の2年(541)と伝えられている。武蔵七党の一つである児玉党の氏神として、また、本庄城主歴代の崇信が厚かった。 境内は、ケヤキやイチョウなどの老樹に囲まれ、本殿と拝殿を幣殿でつないだ、いわゆる権現造りの社殿のほか、大門、神楽、神輿殿などが建っている。 本殿は享保9年(1724)、拝殿は安永7年(1778)、幣殿は嘉永3年(1850)の再建で、細部に見事な極彩色の彫刻が施されており、幣殿には、江戸時代に本庄宿の画家により描かれた天井絵がある。以下略  昭和60年3月  埼玉県  本庄市