旧深谷宿西の常夜灯 田所町 深谷市 埼玉県
江戸時代中仙道深谷宿の東と西の入口に、常夜燈が建てられ、旅人の便がはかられた。天保11年(1840)4月建立。高さ約4mで、中仙道筋最大級の常夜燈である。深谷宿の発展を祈願して、天下泰平・国土安民・五穀成就という銘文が刻まれている。これを建てたのは、江戸時代の中頃から盛んになった富士講の人たちで、塔身に透かし彫りになっている○三はこの講の印である。以下略 平成6年4月 深谷上杉顕彰会