勝願寺 本町8丁目 鴻巣市 埼玉県
勝願寺は16六世紀末期、清厳上人によって中興されました。鷹狩の際に勝願寺を訪れた徳川家康は、中興二世住職円誉不残上人に帰依し、「三ツ葉葵紋」の使用を許可しました。慶長11年(1606)、円誉不残上人は後陽成天皇から僧の最高位である紫衣を与えられ、やがて浄土宗関東十八檀林(浄土宗僧侶の養成機関・学問所)の一つとなりました。 境内には丹後の国田辺城主牧野家や関東郡代伊奈氏、真田氏に嫁いだ小松姫、仙石秀久などの墓もあります。毎年11月には、関東三大十夜に数えられる十夜法要や人形供養が行われます。