石仏 吉敷町4丁目 大宮区 さいたま市 埼玉県
鴻沼(高沼)用水と高台橋   ここは吉敷町4丁目です
北袋町と吉敷町の境を流れる鴻沼(高沼)用水にかかる橋が高台橋です。かつてはV字型に掘られた深い用水路でしたが、中山道の東側は暗渠になり、橋であることに気づきません。西側は赤いレンガの橋になっており、水の流れをみることができます。鴻沼(高沼)用水は、八代将軍・徳川吉宗が享保13年(1728)に見沼代用水西縁を掘削した折りに掘られ、当地の西側(さいたま新都心建設用地や与野市方面)に広がっている低地への灌漑用水にあてられました。ここにまつられる2体の石仏は、右側が「お女郎地蔵」左側が「火の玉不動」と通称され、中山道・大宮宿・用水路に関わる伝説があります。伝説については、祠内に紹介してあります。 さいたま市教育委員会