鶯の滝 山中 関ケ原町 不破郡 岐阜県
中世(鎌倉・室町期)の山中村は旅人も泊まる宿駅として栄えていました。近世(江戸期)では、関ケ原・今須宿の間の村として、人足が駕龍や馬を止めて休息した立場や酒屋・餅菓子屋・果物屋・古手屋等が軒を連ね、活気を帯びていたのです。ところで、この滝は、今須峠を上り下りする旅人の心を癒やしてくれる恰好な場所でした。滝の高さは約5m。水量は豊かで冷気立ち込め年中鶯の鳴く、平坦地の滝として、街道の名所になっていました。関ケ原町