宗川寺 北新 瀬谷区 横浜市 神奈川県

中原街道瀬谷問屋場跡 瀬谷町1466番地、 1563番地
宋川寺は寛永二乙丑年(1625)富士重須本門寺第12世日賢上人開山、開基は石川宋川である。山門を入ると左右の夫婦銀杏は昔から縁結び、安産祈願の信仰を受け、近所より多くの参詣があり、いまは横浜市の名木と指定された大樹である。
中原街道瀬谷問屋場は天正6戌寅年(1578)小田原北條氏の関東経営の駅路として、中原街道瀬谷に問屋場が設けられ、のち、徳川氏の江戸開府により駿河国山宮西谷の住人石川弥次右衛門重久(虎之助)が問屋場の運営を幕府より託され、江戸―平塚間5駅の中宿、瀬谷駅の問屋場として、江戸時代170年にわたって、中原往還の道筋の人馬諸貨物の運送、継立てにその役割を果たした。(これより東方80m、桧林がその跡である。)  昭和54年3月 瀬谷区役所