弘安5年(1282)9月、日蓮上人が身延山から常陸国に湯治に向かう途中、日蓮に帰依していた池上宗仲の館(池上本門寺)を訪れる前、千束池の畔で休息し、傍らの松に袈裟を掛け、池の水で足を洗ったと伝えられる。この言い伝えから袈裟掛けの松と称することと、また千束池を洗足池とも称されるようになったといわれる。中略 なお現在ある松は3代目であると伝えられる。  御松庵 洗足風致協会 

袈裟掛けの松(妙福寺) 南千束2丁目 大田区 東京都