大日本史完成之地

ここは昔から湧水の多かったところで、眼病に効くといわれていました。偕楽園造成にあたり、その湧水を茶室何陋庵(かろうあん)の茶の湯に供するとともに、造園上の添景を考慮し白色の泉石を据え、特殊な工法を施した湧水泉を建造したものです。泉石は常陸太田市真弓山の大理石で、現在のものは昭和62年に設置したものです。

常盤神社 拝殿

常盤神社 神楽殿

子規の句碑  崖急に梅ことごとく斜めなり

水戸八景 遷湖暮雪の碑

南崖の洞窟 この洞窟は今から約330年前の第二代藩主光圀時代から第九代藩主斉昭時代にかけて「神崎岩」と呼ばれた石を採掘した跡の一つです。洞窟は延長150mに及び、この岩は笠原水道の岩樋、好文亭の井戸筒及び吐玉泉の集水暗渠等に使用されました。
偕楽園 水戸