葛飾区指定天然記念物 金蓮院のラカンマキ 所在地 東金町3丁目23番13号 指定年月日 昭和58年2月21日 羅漢槙はマキ科に属する常緑樹です。古くから金蓮院の「ラカンマキ」として有名で、文政12年(1829)の紀行文「十方庵遊歴雑記」などの文献にも記された名木です。『又傍らに槙の大樹あり。太さ三尺四寸廻りもあらんか、樹の高さ凡そ二丈余り、葉のかたち尋常に在らず。…・枝振り又天然なり云々』 ラカンマキの大木は都内でも極めて少ないものです。樹高は10mあまり、幹周り約3mほどで、樹齢は400〜450年といわれています。 金蓮院は永正年間(1504〜1520)の創立で旧門末30余ヶ寺、朱印地10石をもった本寺格の寺院です。 葛飾教育委員会 |