奥の細道むすびの地 船町1丁目  大垣市 岐阜県
「蛤のふたみに別行秋そ」
俳聖松尾芭蕉がこの地で詠んだ俳諧紀行「奥の細道」のむすびの句です。元禄2年(1689)3月27日、江戸深川を出発した芭蕉は、門人曽良とともに奥州から北陸を経て、ここ大垣で「奥の細道」の旅を終えました。9月6日には、俳友の谷木因や近藤如行ら大垣の俳人たちに見送られ、伊勢神宮の遷宮参拝のため、この船町港から桑名へ舟で下りました。