大木戸跡 花の木1丁目 西区 名古屋市 愛知県
樽屋町の大木戸跡
城下町には、治安のため辻毎に木戸が設けられていた。なかでも重要な街道には「大木戸」を設け、夜間は閉鎖し、城下防御の役割を持たせていた。名古屋城下にはΞケ所の大木戸があった。南□は東海道から美濃路を通り、城下への入□、橘町(中区)。東□は飯田街道の入□、赤塚(東区)。西□はここ美濃路樽屋町と押切村の境(西区)に設けられていた。大木戸は城下と外との境界で、番小屋が付設されていた。旅行者の送迎もこの大木戸までであったという。1872年、三ヶ所の大木戸はすべて取り除かれた。  美濃路まちづくり推進協議会