(抜粋)新義真言宗木宮山地蔵院。新座市大和田普光明寺の末寺。(中略)正和3年(1314)11月覚応の開基という。鎌倉〜南北朝時代の武将二階堂氏が、鎌倉末期の武蔵野の戦の折に不思議の霊験を見たので再興し祈願寺としたという。正和27年火災により、焼け残ったのは本尊と山門だけである。江戸時代参勤交代の折に休憩所として使われたともいう。弘安5年(1282)・建武3年(1336)の板碑が、昭和15年新道(川越街道)建設工事の際に発見された、現在当院に保管されている。1985年 大井町教育委員会
  地蔵院 亀久保3丁目 大井町 入間郡 埼玉