旧小野宿 小野 東松島市

歴史の道(芭蕉の道)
舟渡町を過ぎた芭蕉は、本町、田町を通って追分に至るのだが「安永五年の風土記」によると本町は宿場町として早くから発達していた。芭蕉が通った7年前の天和3年(1683)の「小野絵図」によると今の城内の下中屋敷(武家屋敷)に対し、本町、田町は町屋敷がならび今の町筋と変わりがない。本町の角から45号線を横切って田町に入りお預け足軽屋敷跡を過ぎ左に功岳寺をみて追分けに至る。  平成9年3月  鳴瀬町教育委員会

古くは笹谷街道と称されているが、一般には「石巻街道」と通称されている。なお、「曾良随行日記」によれば松尾芭蕉の通った道でもある。