目付役所跡 白子2丁目 鈴鹿市 三重県
目付役人は、政事や家臣の非違糾察、秩序維持を目的とする監察、つまり、代官以下庄屋に至るまでの人の素行、品行、身持ちを監視する役人で、俸禄200石〜250、2年ほどで交代した。(白子の目付は初代から36代まて判明している) この役所は、現在の白子2丁目19番の地内にあって、敷地の規模は、敷地5反ほどで道路の西側で少し奥に入り、敷地の東北隅に東に向いて門があり、北側は塀が東西にあって馬部屋があり、敷地東、南、西の周りは竹薮の囲いで、役所は敷地中ほどに建坪50余坪で北向きに建てられていた。