江島若宮八幡宮 東江島町 鈴鹿市 三重県
江島若宮八幡神社絵馬群(七十一面)  昭和50年3月27日指定
  絵馬は元来、神社に祈願をするとき、馬を奉納していたものを、板に馬の絵を描くことにより、その代わりとしたといわれ、江戸時代には馬以外の題材も多く描かれました。  当神社の場合、承応元年(1652)に始まり寛文年間(1661〜73)のものが最も多くあります。杉板もしくは檜板に直接描いたものと、紙に描いて貼り付けたものなどさまさまです。 これらは、白子廻船業者が航海の安全・商売繁盛を祈願して奉納したもので、図柄には七福神・武者・馬などのほか、町絵図・廻船図などがあり、当時の白子の町や港の様子がしのばれる史料として価値が高いものです。平成12年3月 三重県教育委員会 鈴鹿市教育委員会