大仏堂 新大仏寺 富永 伊賀市 三重県
建仁2年(1202)、奈良東大寺再建大勧進の高僧、俊乗坊重源上人の開基による、真言宗の寺院、本尊の木造如来座像(像高4.05m)は仏師快慶の作で「阿波の大仏さん」として広く親しまれています。また、貞享5年(1688)、松尾芭蕉が訪れ「丈六にかげろふ高し石の上」の句を詠み、その句碑も残されています。 木造如来坐像、木造俊乗上人坐像、板彫五輪塔なとが国の重要文化財に指定されている他数多くの文化財が残されています。