「かわらじな波はこゆとも二見がた妹背の岩のかたき契りは」 (本居宣長) 本居宣長は近世最大の国学者です。松阪に住みましたので、二見を訪れる機会も多かったかと思います。この歌は、夫婦の契りは二見浦の夫婦岩のように堅固で変わるものでないと悟しためでたい歌です。