榎本商店 河崎2丁目 伊勢市 三重県
当主は9代目。4代目から砂糖問屋を営んでいます。明治27年頃(1894)の建造で、明治後期より大正期まで建て増しをして現在の形になりました。敷地建物の規模は非常に大きく、現在残っている蔵は6棟、その中には、河崎では珍しい煉瓦造りの蔵があります。母屋の道側は広い土間を挟んで両側が蔵で、左側の蔵は内部を改装して事務所になっています。 土蔵棟の窓の鉄製の扉が印象的です。屋根の形は「反り」、隅蓋は波です。 NPO法人伊勢河崎まちづくり衆