「文月や六日も常の夜には似ず はせを」 |
「文月や六日も常の夜には似ず はせを」 元禄2年(1689)の雛祭りも過ぎたころ「奥の細道」の旅に出た松尾芭蕉は、七夕の前日、直江津今町に入ります。宿のことで少し行き違いも起こりますが、夜に至って今町の俳人達と句会を催し、「文月や」の句を詠みました。出雲崎で想を得た「荒海や」の句もこの句会で披露したといわれています。「奥の細道」には、病おこりて事をしるさず・・・とありますが、直江津に2泊、高田で3泊し、五智如来、居多に参拝して越中へと旅立ちました。 三八朝市周辺まちづくり協議会 |