机立観音堂跡・石塔群 椎谷 柏崎市 新潟県
帆船北前船の係留地として(明治初期)
 宮川の麻ロープ、網や椎谷瓦などを佐渡ケ島や北海道にこの地より運んだ。当時、目然港として(安藤の間)現在の灯台沖約1kmの陸続きであったが椎谷地震で陥没。今も当時の階段や井戸さらに、船の係留石杭(5本)が海の中に見る事が出来る。その宿場として「上の茶屋」※現任のボートハウス地、「中の茶屋」、「下の茶屋」※観音堂地脇があった。

机立観音 「十一面観音」現在は、真蔵院にて管理。中越沖地震で倒壊。(平成19年)      
石上神社「布都魂神」文政3年(1820年)
北前船や航海船、商売の安全祈願や、海上陸路の守護神として尊崇深いものがある。(山の中)