椎谷観音堂 椎谷 柏崎市 新潟県
観音堂は弘仁2年(811)に海中から現れた観音さまが本尊です。子授け祈願により佐渡の宿根木に子どもとして生まれ変わり、7年後に再び椎谷に戻ったと伝えられており、子授け観音として知られています。椎谷藩の厚い庇護を受けたこともあり、椎谷藩堀家から寄進された宝物も宝物殿に奉納されています。また、馬市でも賑わったことから、それらに関する絵馬なども多く奉納されています。当時、椎谷は経済・文化の中心地として栄えたことを、観音堂に奉納されている北前船の船絵馬などからしのぶことができます。 柏崎市椎谷町内会