芭蕉句碑(宝光院) 弥彦村弥彦 西蒲原郡 新潟県
荒海や 佐渡に横多ふ天乃河  芭蕉

俳聖松尾芭蕉は門人曽良と共に奥の細道をたどった漂泊の旅の途中、元禄2年(1689)7月3日弥彦神社に詣でて、この地に宿泊している。荘厳にして緑深き美しい自然の中での着想が、のちにこの名句を生んだといわれている。