迎賓館 梅本町 伊達市 北海道
明治維新に際し、仙台一門亘理伊連邦成主従が、新天地に亘理城再興の夢を託し、明治3年にこの地に開拓の初鍬をおろしました。この迎賓館は、仙台の伊達邸を建てた大工(田中長吉)を棟梁とし、明治25年に開拓者の総力によって建てられたもので、洋風(公の場)と和風(私の場)を配した数寄屋風の書院造りとなっております。当時、開拓状況視察のため来道した政府高官や開拓使などの接待の為に利用され、昭和10年から昭和30年頃までは伊達家の居所として利用されていましたが、昭和30年に敷地と共に伊達市に寄付を受けたものてす。 伊達市文化財指定 平成4年9月28日 伊達市教育委員会