慈眼寺庚申堂 三ヶ日町駒場 浜松市北区 静岡県
明治初年の駒場村の大火で古い寺は消失しましたが、後年に佐久米の阿弥陀堂を購入し移築されました。この庚申堂は三間四面の少々凝った建物です。 中には青面金剛像が祀られ現在でも12年に一度、庚申(申年)の大祭があります。堂の格天井には1847年(弘化4年)に描かれた内陣36枚、外陣60枚の美しい花鳥画があります。 描いた画家は地元三ケ日の岸派石川晶斎・崋椿系の重鎮福田半香・林綜林・伊東盧水の四氏らです。   浜松市教育委員会